内科、循環器内科、心療内科

03-5672-5663

四ツ木駅 徒歩1分

内科

内科とは

内科

当院長が診療科目にこだわることなく、内科全般を幅広く診るのが一般内科です。風邪(鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み、発熱、せきが収まらない)やインフルエンザといった呼吸器症状をはじめ、突然の腹痛、嘔吐・吐き気、下痢、逆流性食道炎といった消化器症状、胸が締め付けられるように痛い、息苦しいなどの循環器症状、これらいわゆる急性の症状を中心に診察、検査、治療も行います。

また、原因が特定できない体調不良につきましても遠慮なくご受診ください。当院では、患者様にみられている症状をつぶさに観察し、訴えについてもしっかりお聞きします。また診断をつけるための検査も行うなどしてから、適切な診療科をご案内いたします。なお、診療の結果、高度医療機器による検査や治療、入院加療が必要と医師が判断すれば、当院と連携している病院や専門の医療機関を紹介します。

生活習慣病などの
慢性疾患も

このほかにも当院では、長期の治療期間が必要な慢性疾患の診療も行っています。具体的には、日頃の生活の乱れが引き金となって発症する生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症 など)をはじめ、頭痛、貧血、便秘などを度々繰り返す、アレルギー疾患(花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん など)なども一般内科の診療範囲となります。

代表的な生活習慣病は→こちら

このような症状は
ご相談ください(例)

  • 発熱
  • 咳、鼻水、喉の痛み
  • お腹の調子が悪い(腹痛、便秘・下痢など)
  • お腹が張る
  • 吐き気、嘔吐
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • 胸痛、圧迫感
  • 頭痛
  • 立ちくらみ
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ
  • 喉の渇き
  • 尿の異常(出にくい、近い、血が混じるなど)
  • 発疹
  • 疲労感
  • 急な体重の増減

など

当院の内科で取り扱う
代表的な対象疾患

生活習慣病 高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症(痛風)
消化器疾患 逆流性食道炎・胃炎・胃/十二指腸潰瘍・便秘/下痢
呼吸器疾患 風邪・肺炎・気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患
その他 頭痛・甲状腺疾患・骨粗しょう症・花粉症・アレルギー性鼻炎・貧血・蕁麻疹・めまい

代表的な生活習慣病

糖尿病

糖尿病は、慢性的に血糖値が高い状態を言います。なお血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖のことで、その濃度が数値化されたものが血糖値です。血糖値は健康な状態でも食事をしたり、糖分の含まれたジュースを飲むことで上昇しますが、膵臓で作られるホルモンの一種インスリンが分泌されることで、その数値は再び戻るようになります。糖尿病では、このインスリンが何らかの原因で分泌されない、あるいは分泌が不足してしまうわけですが、その原因の多くは長きに渡る不摂生な生活習慣(偏食・過食、運動不足、喫煙・多量の飲酒 など)を続けたことに起因して起きる(2型糖尿病)と言われています。

発症初期では自覚症状が現れにくいのですが、その間も病状は進行し、血管内にブドウ糖(血液中にある糖のことで、正常の場合は細胞に取り込まれてエネルギー源となる)がダブつくようになって、やがて細小血管や神経が損傷を受けるようになって、さらに放置が続けば糖尿病三大合併症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害)などの病気(合併症)を併発するようになります。

高血圧

血圧とは、心臓から血液が流れるときに血管の内壁にかかる圧力のことです。この圧力が基準値よりも高いと判定されると高血圧と診断されます。血圧を測る際は、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)を測定するわけですが、前者が140mmHg以上、後者が90 mmHg以上という場合に高血圧と診断されます。ただ、1度基準値を超えただけで判断するわけでなく、同条件下で何度か繰り返し、それでも超えているという場合に高血圧と診断されます。

血圧が高くなると心臓から血液を送る際に余分な負荷をかけて送らねばならず、血管壁もその圧に耐えられるよう硬直化していきます。すると柔軟性を欠くようになって血管が脆くなっていきます。これが動脈硬化です。このような状態になっても血圧が高くなることによる自覚症状は出ることは稀なので、病状をさらに進行させることも少なくありません。その結果、脳血管障害・脳卒中、虚血性疾患(狭心症、心筋梗塞 など)といった合併症を発症させたことで初めて気づいたというケースもよく見受けられます。

原因に関してですが、高血圧を発症している9割ほどの患者様は原因が特定できない本態性高血圧と言われています。ただ現時点では遺伝的要素と長きに渡る不摂生な生活習慣(過食や塩分の過剰摂取、肥満、運動不足、喫煙・多量の飲酒、ストレス など)が発症に関与していると考えられています。そのほかには別の病気(甲状腺や副腎などの疾患、睡眠時無呼吸症候群 等)などによって引き起こされる二次性高血圧があります。

脂質異常症

血液の中には脂質が含まれますが、そのうち動脈硬化との関連が高いとされるLDL(悪玉)コレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)の数値が高い(高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症)、あるいはHDL(善玉)コレステロールの数値が低い(低HDLコレステロール血症)という場合に脂質異常症と診断されます。

同疾患も自覚症状がないのが特徴なので、病状を進行させがちになります。そのため、気づいた時には脳梗塞や虚血性疾患(狭心症、心筋梗塞 など)といった合併症を発症していたということもあります。このようなケースを防ぐには、定期的に健康診断を受診し、コレステロール値や中性脂肪値を確認することが必要です。診断基準につきましては、以下の通りです。医師から数値の異常を指摘されたら一度医療機関をご受診ください。

  • LDLコレステロール値≧140mg/dL(高LDLコレステロール血症)
  • 中性脂肪≧150mg/dL(高トリグリセライド血症)
  • HDLコレステロール値<40mg/dL(低HDLコレステロール血症)

発症の原因は、コレステロールなどの過剰摂取と言われています。コレステロールもトリグリセライドも体にとっては必要なものですが、例えばコレステロールを過剰摂取すると血管内で蓄積されるようになって、やがて動脈硬化が起きるようになります。それでも自覚症状が起きにくいので多くの患者様は放置のままになることが多いです。すると次第に、血流の悪化、血管が詰まるといったことが起きると、脳梗塞や心筋梗塞といった合併症を引き起こし、生命に影響することもあります。

なお、コレステロールやトリグリセライドを増やす要因としては、食生活の乱れ(過食、脂肪分の多い食事、糖分の過剰摂取)、多量の飲酒、慢性的な運動不足といったことが挙げられています。このほか、遺伝的要因による場合もあります。

高尿酸血症

尿酸とは血液中にあるものですが、これが過剰となっている状態が高尿酸血症です。尿酸は水に溶けにくい性質でもあるのですが、これが増えるようになると針状の結晶をもった尿酸塩として存在するようになります。そしてこれが関節などに溜まるようになると激しい痛み(とくに足の指の親指の付け根)が伴う炎症発作が起きるようになるのですが、これが痛風です。なお、高尿酸血症と診断される具体的な基準は、血清尿酸値が年齢や性別に関係なく、7.0mg/dL以上ある場合としています。この状態であると、いつ痛風が起きてもおかしくありません。多くの方は、痛風になってから来院するようになりますが、尿酸の高い状態を放置すると尿路結石や脳卒中、狭心症や心筋梗塞、腎障害、痛風結節といった合併症を発症するリスクが高くなります。そのため、これといった症状が無かったとしても定期的な健診を受け、数値の高さを指摘されたら1度ご受診されるようにしてください。

なお尿酸が増えてしまう原因としては、先天性の代謝異常や尿酸の元となるプリン体を多く含む食品(レバー類、干し椎茸、魚卵類、えび、かつお、いわしなど一部の魚介類)やアルコールの過剰摂取、無酸素運動のしすぎのほか、尿酸の排泄が悪いなどの遺伝的体質も挙げられています。

治療をする場合は、尿酸値を下げることが目的となります。そのため、栄養バランスのとれた食事、尿酸を増やさないためにプリン体を多く含む食品を避ける、飲酒を控えるといった食生活を改めていく、また適度な有酸素運動(1回30分程度のジョギング など)を継続的に行うなど生活習慣を改善していき、併せて尿酸値を下げる薬も服用していきます。

せきが収まらない

咳の症状というのは、かぜやインフルエンザなどの呼吸器感染症であれば、一般的には2~3週間程度で治まります。そのため3週間以上咳が続いている場合を遷延性の咳、さらに8週間以上咳が続いていると慢性の咳(慢性咳嗽)と診断されます。これらの場合、呼吸器感染症以外の原因の可能性が高いとされていますが、いずれにしても呼吸器疾患です。

とくに慢性咳嗽と診断された場合に考えられるのが咳喘息です。これは、慢性的に咳が出続けてしまう気管支疾患でもあります。症状に関しては、(気管支)喘息と同様に気道が狭くなっていて、かぜなどの呼吸器感染症による気道への感染、冷たい空気やほこりといった刺激に敏感に反応するなどして炎症や咳発作が出ている状態です。

また長引く咳は咳喘息だけでなく、副鼻腔気管支炎症候群、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、アトピー咳嗽、逆流性食道炎、慢性気管支炎、薬剤といったことで引き起こすこともありますので、かぜのはずなのに咳がなかなか止まらないという場合は、当院の呼吸器内科を一度ご受診ください。

頭痛

頭痛に関しては、これまで多くの方が感じたことのある症状かと思いますが、大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。一次性頭痛とは、頭が痛いという症状そのものが病気とされているもので、二次性頭痛は何らかの病気を発症したことによる一症状で起きる頭痛のことを言います。

なかでも注意しなければならない頭痛は二次性頭痛で、この場合は脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血など生命にも影響する病気を発症していることも考えられます。これまで経験したことのない頭痛に見舞われている、頻繁に頭痛を繰り返すなどの症状があれば、一度、ご受診ください。

一次性頭痛とは

なお頭痛を訴えて来院される方の多くは一次性頭痛の患者様です。この場合は重篤な病気をそれほど心配することはありません。ただ度々起こる頭痛に悩まされ、そのタイプは主に3つ(片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛)に分けられますが、これらを併せた混合性頭痛として現れることもあります。

二次性頭痛とは

何らかの病気を発症したことで起きる頭痛のことで、症候性頭痛とも呼ばれています。これは、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、頭部の外傷といったことが原因となって起きる頭痛になります。

これまで脳に関する病気というのは一度も罹ったことはないものの、最近になって強い頭痛がみられるようになった、手足にしびれや麻痺がある、さらに発熱や嘔吐も現れているという場合、重大な脳の病気を罹患していることも考えられるので、一度、ご受診ください。

逆流性食道炎

胃の中の消化途中の食物、あるいは胃液が何らかの原因で食道に逆流してしまい、それによって食道の内壁(粘膜)が炎症(びらん、潰瘍)を起こしている状態を逆流性食道炎と言います。

そもそも胃というのは、胃酸が分泌されている場所であることから、胃粘膜は酸性に耐えられる構造となっています。ただ食道の粘膜はそのような構造にはなっていないので、胃液や胃液を含んだ消化途中のものが逆流するようになると酸によって粘膜がただれてしまい、炎症を起こすようになるのです。よくみられる症状は、胸やけ、酸っぱいものが喉元まで込み上げる、物を飲み込みにくくなる、咳、胸の痛みといったものです。

なお胃内の食物や胃液が逆流する原因ですが、これは食道と胃をつなぐ下部食道括約筋が弱まることで起きるようになります。弱まる原因としては、過度な飲酒、高脂肪食やカフェイン入り飲用の過剰摂取、喫煙、ストレスといった日頃の生活習慣、腹部をベルトなどで強く締め付ける、加齢、食道裂孔ヘルニアなどが挙げられますが、原因が特定できないこともあります。

平木クリニック

診療科目
内科、循環器内科、心療内科
院 長
平木 達朗
住 所
〒124-0014
東京都葛飾区東四つ木3-23-18-2階
TEL
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